春よこい

50代でおひとりさまになりました。還暦を迎え足るを知る。定年再雇用中。二度目の定年までカウントダウン開始!

石田さんちの大家族

大家族ものが昔から大好きでした。


お金がない!とか悲壮感漂うのは苦手


昔NHK政治部記者をされている方が排卵誘発剤で五つ子ちゃんを授かり、

その子育てドキュメント番組(確か小学生になるのを機に終了)を家族で観たのが始まりでした。


その後「下町の5つ子ちゃん」


これはいつのまにか終了しましたが、チャキチャキ江戸っ子夫婦の子育てが面白かった。


そして、「ビッグダディ」もツッコミどころ満載で良く観ていました。


どれもこれも飾り気がなく、ドキュメントなので面白く共感していました。


石田さんちは、途中、観たり観なかったりで

たまたま放送があるので観る、そして毎回感動。


大家族ものの長寿番組で

もはや「サザエさん」!


スタッフもこの家族とともに歩み、

また、視聴者も自分の家族と重ねてしまい、涙したり笑ったり怒ったり。


どこの家庭でも起きている出来事を飾る事なく映像にしてお茶の間に流される。


家族でツッコミながら観るのはこの番組ぐらいかもしれません。


スタッフと家族が信頼しあっているのが伝わるので共感を呼ぶのでしょう。


今回は末っ子が家を買う問題でした。


割と順調に育った子供達の中で、唯一荒れていて、家族の中で1番の心配の種だった末っ子。


その末っ子が結婚して、子供が産まれ、

そしてなんと頭金も貯めていないのに、

仕事を転職したばかりなのに、

家を買いたいと言い出しました。


頭金がないのでお父さんに借りに行くのですが、


父「頭金貯めてからローンを組むのが普通だろ」


と常識的な事をお父さんはきっちりと話していましたが、結局貸す方向に行きました。


私はテレビに向かい「貸すなよ!」とツッコミました。


後からお父さんがスタッフさん達と飲みながら

ぼやいていました。


「親ってバカなんだよなあ。でもさ、

頼られたら嬉しいんだよ。何とかしてやりたいんだよ」


子供が後から苦労するのがわかるので、

一応反対はするが、苦労するのは子供本人なのでそれで良いのだ。

それでアイツは気がつくのでそれで良いのだ。みたいな事をぼやいていました。


お母さんにいたっては、

「口も出さなきゃお金も出さない」とはなしていました。


さすが、肝が座っているなと感心しました。


子供の人生は子供のもの。


わかってはいるのですが、ついつい気持ちが入り込んでしまい余計な揉め事に発展します。


結局末っ子は今回家を買うのをやめたとの決断。

視聴者なのにホッとしました。


両親が頭ごなしに反対しなかったのが良かったのかもしれません。


子供は成人してもいくつになっても心配の種は尽きません。


心配しすぎて顔しかめるよりも、

少し高めの見物で行こう。


それにしても、男の子6人勢揃いしての旅行。


素晴らしいし羨ましい。


これからは石田さんちの老後問題も始まります。


一緒に歩んで行きたい。

ますます目が離せない^_^